約 1,192,015 件
https://w.atwiki.jp/lwetoho/pages/339.html
幻想郷 東方Project用語 用語集トップへ戻る 東方Projectの舞台となる世界。 詳しくは、 幻想郷(Wikipedia)(外部リンク) 幻想郷(はてなキーワード)(外部リンク) あたりを参照されたし。 当然ながら、東方プロレスもこの幻想郷内で行われている。 そんなもんありえねぇ、と思われる諸兄には、幻想郷の賢者こと八雲紫のこの言葉を贈ろう。 「幻想郷は全てを受け入るのよ。それはそれは残酷な話ですわ。」 ~東方萃夢想より。 ちなみに、時折間違われているのが見られるが、 幻想「卿」ではない 日本語は正しく使おう(by寺子屋のせんせい)。 このページを編集
https://w.atwiki.jp/ws_wiki/pages/2747.html
ID/W10-006 カード名:“幻想殺し”(イマジンブレイカー)当麻 カテゴリ:キャラクター 色:黄 レベル:1 コスト:0 トリガー:0 パワー:4500 ソウル:1 特徴:《特徴なし》 【永】記憶 あなたの思い出が2枚以上なら、舞台のこのカードのレベルを-1し、パワーを+1500。 【自】[①]このカードがアタックした時、クライマックス置場に「すべてを打ち消す力」があるなら、あなたはコストを払ってよい。そうしたら、次の相手のターンの終わりまで、相手は舞台にいるキャラの【起】を使えない。 R:神様・・・この世界があんたの作ったシステムの通りに 動いてるってんなら、まずはその幻想をぶち殺す!! SP:その幻想をぶち殺す!! レアリティ:R SP illust.- 「“無能力者”当麻」のチェンジ先。 記憶が発動すると1/1バニラ並のサイズ+能力持ちという高スペックになれる。 レベルが0になる為、美琴のルームメイト 黒子や検体番号二〇〇〇一号 打ち止め、“吸血殺し”姫神などの効果の対象になることができるが、μ(ミュー)に代表されるレベル0相打ちにすら狩られてしまうようになる等少々デメリットも大きい。 反面、「レベル1以上の~」等の能力には引っかからなくなるが。 また、CXシナジーで「“無表情で無愛想”佳奈多」と同じく【起】を封じる事が出来る。 助太刀は舞台にいるキャラではないので封じられないという制限も同じである。 あちらは特に条件も無く毎ターン封じる事が出来るのが強みだが、 こちらはCXを場に出さなければならず、ピンポイントで発動出来ないと効果が薄い。 とは言え強力な能力ではあるので上手くはまれば相手の手を大きく制限できるだろう。 逆に考えれば、相手の佳奈多や上条さんで封じられないので、状況によってはこちらのほうが良いかもしれない。 チェンジに加え「ビリビリ中学生 美琴」の絆で引き上げられる為、 何度も使いまわせる点は原作さながらのしぶとさである。 ・対応クライマックス カード名 トリガー すべてを打ち消す力 2 ・関連カード カード名 レベル/コスト スペック 色 備考 “無能力者”当麻 0/0 2000/1/0 黄 チェンジ ビリビリ中学生 美琴 1/0 3500/1/0 黄 絆
https://w.atwiki.jp/hushigigensou/pages/209.html
もっと!?不思議の幻想郷 新wiki もっと!?不思議の幻想郷の移転先wikiです。 編集は新wikiのみでお願いします。 以下旧コンテンツ (移転終了次第削除予定?) ※新wikiが見られない方のために保存していますが、編集はお控えください。(2011.10.29現在) 【はじめに】 ┣Q&A ┣初心者向け攻略の手引き ┃┣不思議の幻想郷 ┃┃┣初心者のマヨヒガ(1)/(2) ┃┃┗初心者向けふし幻縁起 ┃┗もっと!?不思議の幻想郷 ┃ ┣不思議の寺子屋(作成中) ┃ ┗ダンジョン立ち回り講座 ┣テクニック集 ┗動き方講座 【メインページ】 ┗もし幻製品版 【アイテム】 ┣装備品 ┃┣武器/防具/お守り ┃┗基礎値/強化限界/印数 ┣薬/調合/スペルカード ┣お札/スキマ ┗その他 ┗文々。新聞 【ダンジョン・施設】 ┣シナリオダンジョン ┃┣幻想郷ルート(10階) ┃┗月光城ルート(26階+α) ┣持込み不可ダンジョン ┃┣不思議な亜空間(99階) ┃┗不思議の古井戸(99階) ┣追加ダンジョン ┃┣隙魔城・跡地(29階+α) ┃┣地底世界(15階+α) ┃┣玉兎の修練所(99階) ┃┗画竜点睛(ネタバレ注意)(??階+α) ┗施設 ┣博麗神社 ┣人里 ┣河城ファクトリー ┗河城ナズーリンランド(工事中) 【データ】 ┣モンスター ┃┣紅・妖・永 ┃┣風・地・星 ┃┣花・緋・その他 ┃┗特殊な敵・店主 ┣モンスターハウス ┣印 ┃┣武器(特効/破壊/その他) ┃┣防具(耐性/その他) ┃┗その他 ┣状態変化(工事中) ┣経験値テーブル ┣もし幻アイテム値段識別 ┗ダンジョン別アイテム出現表 ┣装備品 ┗装備品以外 【システム】 ┣弾幕 ┣共鳴 ┣合成(工事中) ┣罠 ┣特殊地形 ┗幻想郷縁起 【ネタバレ注意】 ┣ボス ┣画竜点睛ボス ┣花果子念報 ┗博麗戦記 【TIPS】 ┣実用的な知識 ┃┣アイテム鑑定方法 ┃┣香霖堂 ┃┣武器防具育成法 ┃┗テクニック集(もし幻版) ┣トリビア ┃┗装備値段算出方法 ┗検証 ┗禍印検証 【その他】 ┣IRC(もし幻版) ┗ツール類
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/798.html
(急に降り出した雨 小さな温泉旅館) 「ふー。酷い目にあった。ずぶ濡れだよ。急に降ってくるんだもんなあ。」 「ようこそお越しくださいました。大変だったでしょう。」 「あのー。すみません。泊まりの客じゃあないんですが、その・・・お風呂、入ってもいいですかね? 見ての通りずぶ濡れで。」 「ええ、どうぞどうぞ。お泊りでない方も大歓迎ですよ。」 「それともう一つ。なんというか・・・非常に厚かましいお願いなんですが・・・」 「お召し物の事ですか?それなら大丈夫ですよ。お客様がお風呂に入られている間に乾かしておきます。 ゆっくり温まっていってください。」 「いやー、助かります。荷物は駅のコインロッカーに預けておいたもんで・・・着替えが無いんですよ。」 「その代わりと言ってはなんですが・・・」 「はい、なんでしょう。」 「今度こちらにいらした時は、うちの旅館に泊まっていってくださいね。」 「ははは。わかりました。このあたりには毎年旅行で来てるんですよ。来年は必ず寄らせて貰います。」 「いやー。いい湯でした。ほんとは露天風呂も楽しみたかったけど、この大雨じゃあ・・・」 「あの、お客様・・・非常に申し上げにくい事なのですが・・・」 「なんです?」 「先ほどニュースで流れていたんですが、町の方へ向かう県道が土砂崩れで通行止めになった様で。 迂回路が無いんですよ。復旧は今日中には無理な様なのですが。」 「そりゃあ丁度いいや。もっとゆっくり温泉に入りたいと思っていたところです。 今日はここに泊る事にしますよ。」 「ええ。このあたりで泊まれるところはうちだけなので、うちに泊まってくださいと言いたいところなんですが。 実はお部屋がすでに全て埋まっておりまして・・・」 「え・・・空いてないんですか?」 「一応、一部屋だけ空いております。空いてはいるんですが・・・ 申し上げにくい事というのは、その空いている部屋の事なんです。」 「?」 「その部屋はちょっといわくつきでして。その・・・出るんですよ・・・」 「出る?幽霊でも出るんですか?」 「その部屋・・・座敷わらしが出るんです。」 (栗の間) 女将に案内されたのは中庭を通った先。『栗の間』と書かれた離れだった。 普段客を泊める事は無いらしいが、毎日綺麗に掃除しているのだろう。こざっぱりとして中々良い部屋だ。 ただ、部屋全体の古めかしい造りや、時を経て変色した柱や天井などが、いかにもといった印象を与える。 普通、座敷わらしを見た者には幸運が訪れると言われるが、ここの座敷わらしは他とは少し違うらしい。 女将の話によると、この部屋で座敷わらしを見た客は神隠しに会うの事があるのだという。 女将からは座敷わらしを見た際の注意をいくつか受けた。 『この部屋に出る座敷わらしは赤いリボンを付けた女の子です。ただ、ちょっと変わった姿なのですが・・・ 座敷わらしをみたら絶対に「ゆっくりして」と言ってはいけません。 座敷わらしが喜んでいつまでも部屋に居座るからです。』 『座敷わらしを見たら「向こうはもっとゆっくりできるよ」と言って部屋の外を指してください。 そうすれば座敷わらしは部屋から出ていきます。』 『あと、座敷わらしを絶対に泣かせない様にしてください。 今までお客様が居なくなった時は、必ず夜中に座敷わらしの泣き声が聞こえてきました。』 『確かに座敷わらしを見た者には幸運が訪れると言われています。 かつてこの部屋で座敷わらしを見たお客様の中にも、財を築いた方が居られた様です。 ですがあまりにも頻繁に神隠しに会うお客様が出るので、先代の頃からこの部屋を使うのを止めたんです。』 『いいですか。くれぐれも好運に与ろうなどと思わず、座敷わらしが出たらすぐに追い出してください。 私どもも何度か見ていますが、追い出したからと言って不幸になる事はありません。 ゆっくりしてと言わない事。向こうはもっとゆっくりできるよと言ってすぐに追い出す事。 絶対に泣かせない事。この三つを必ず守ってください。』 女将はこんな事を言っていたが・・・最後の『泣かせない』というのはともかく、すぐに追い出すのはもったいない。 折角の幸運を掴むチャンスだ。逃す手は無い。幸運の神様の後頭部はつるっぱげだと言うし。 座敷わらしにはぜひともゆっくりしてもらい、俺にも幸運を分けて貰おう。 「ゆーゆー。」 「ん?なんか声がした?」 「ゆー。」 「後ろから・・・出たな!座敷わらしちゃん!会いたかっ・・・うわっ!生首っ!!!」 「ゆぅ?」 「お、女の子の・・・生首・・・幽霊・・・」 「ゆぅゆ?」 「ん?リボン・・・赤いリボン・・・て事は、お前が座敷わらしだな。」 「ゆ♪」 「そうか・・・ふふ・・・ふふふ・・・これで、これで俺も大金持ちに・・・ おっと、そうだ。座敷わらしよ『ゆっくりして』いってくれよな。そして俺を大金持ちにしてくれ。」 「ゆ~♪」 「ははは、何言ってるかは解らないが喜んでるみたいだな。」 俺が「ゆっくりしていってくれ」と言うと座敷わらしは喜んで部屋中を跳ねまわり始めた。 時々こちらに笑顔を向けながら、あっちでゆーゆー、こっちでゆーゆー。 何が楽しいのかは解らないが、部屋の中ではしゃいでいる。 その様を俺はじっと眺めている。なぜだろう?見ていて全然飽きない。 ぽよんぽよんと跳ねまわる彼女の姿に、完全に心を奪われてしまった。 可愛い・・・食べてしまいたいくらいに・・・ 触ってみても大丈夫だろうか?頭を撫でてみたい・・・ いや、違う。撫でるのでは無い。もっと違う何か・・・ なんだ・・・なんだ、このモヤモヤとした気持ち・・・ (覚醒) 「ゆ~~~~~~~。」 調子にのって跳ねまわりすぎたせいだろうか。座敷わらしがテーブルの角に頭をぶつけた。 顔から笑みが消え苦悶の表情を浮かべる。 ゾクゾクッ う・・・なんだ、この感覚。彼女の笑顔が苦しみの表情に変わるのを見たら・・・ 急に心の底から浮かんできた感情。黒い・・・抑えきれない・・・ 『イジメタイ・・・イジメタイ・・・イジメタイ・・・』 「ゆ~。」 彼女が俺にすり寄ってきた。慰めて欲しいのだろうか。 胡坐をかいている俺の足の上にぴょんと跳び乗り、ゆーゆー鳴きながら甘えるような仕草をする。 はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ 今ここで彼女の額にでこピンしたらどんな顔をするんだろう。どんな声で鳴くんだろう。 座敷わらしを泣かせてはいけない?それがどうした。泣かせなければいいのだろう? なぁに、大丈夫。大丈夫だ。一度だけだ。一度だけ・・・ ビシィッ!!! 渾身の力を込めた中指が彼女の額にヒットする。 「ゆぴぃいいいいいいいい!!!!!」 突然の出来事に驚き飛び上がる。そして遅れて襲ってきた激痛。 あまりの痛みに部屋中をぴょんぴょん飛び回る。 ようやく落ち着くとこちらに向き直る。真っ赤に腫れた額が痛々しい。 「ゆっ!」 怒っている、とでも伝えたいのだろうか。大きく息を吸い込み、ほっぺたをぷくっと膨らませ、 俺の事をキッと睨みつける。 ふ・・・ふふふ・・・ほら、大丈夫。大丈夫。泣いてない。泣いてないよ。 もう一度・・・もう一度・・・泣かせなければいい。泣く前に止めたらいい。 まだ大丈夫。まだ大丈夫。 俺はゆっくりと立ち上がると彼女を捕まえようと近づく。 一歩・・・また一歩・・・ 俺の両手が彼女に近づいていく。彼女の表情から威嚇の色が消え、じりじりと後ずさりしていく。 代わりに顔に浮かんできたのは脅え、恐怖。 はぁ、はぁ、はぁ、その顔!その顔!もっと!もっとだ!もっと見せてくれ!!! ビシィッ!!!!!! 「びぃいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」 ははっ、はははっ!逃げてる!逃げていく!!! 痛みで、恐怖で、顔をくしゃくしゃに歪ませて! こんな狭い部屋で、どこに逃げようと言うのかね! 『ニガサン・・・』 ははははっ!!!無駄無駄!ほうら、捕まえた! 暴れてる!暴れてる!あはははははははははははははははははははははは! 次は何をする?何をする?ねえ、何をしようか? 叩く?抓る?引っ張る?焼く? うふふふふ・・・そうだ!閉じ込めちゃえ! この花瓶・・・丁度いい大きさ。これを上から被せて・・・ 「くらいよ!こわいよ!だして!ここからだして!」 「やめて!おねがい!れいむをいじめないで!!!」 あはっ!喋るんだね!喋れるんだね! いいよ!いいよお!もっと!もっと叫んで!叫び声を聞かせてくれっ!!!悲鳴を!悲鳴を!悲鳴を! 「おねがい・・・ここからだしてぇ・・・」 いいよぉ。だしてあげるよぉ。さあれいむ、君の悲鳴を聞かせておくれ。 「いたいっ!いたいよ!かみをひっぱらないでね!」 「おろしてね!ゆっくりおろしてね!」 うふっ!うふふっ!ライター・・・ライター・・・ライター・・・どこいった? あった!これで・・・これで・・・うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ・・・ 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!」 「あじゅいいいいいいいい!!!!あじゅいよおおおおおおおおお!!!!!!」 「だずげで!だれがだずげでよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」 はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・もう・・・もう駄目だ・・・ 「ゆええええええええええええん!ゆえええええええええええええん!!!」 辺り一帯に響き渡るほどの大声。れいむは遂に泣き出した。 その泣き声に呼応するかの様に、男に異変が起きる。 眼は真っ赤に血走り、口から牙が生え、色白で華奢な青年が赤黒い大男に変わっていた。 『ヒャア!もう我慢できねえ!gy・・・』 (翌朝) 「お客さん、お客さん。ご無事ですか?」 「返事がありませんね・・・」 「失礼しますよ。」 女将と女中が部屋の中に入る。中には誰もいない。 「やっぱり、いませんね・・・神隠しにあったんでしょうか。」 「たぶん・・・やっぱりこの部屋は使ってはいけなかったんだ。私のせい・・・」 「ちゃんと注意はしたんですから、あまり自分を責めないほうが・・・」 「・・・」 「ところで、神隠しにあった人はその後どうなるんですか? 映画みたいに後でひょっこり現れるとか?」 「私も詳しくは知らないんだけどね。神隠しにあったひとは、もう戻ってこれないみたい。 言い伝えによるとね、どこか別の世界に連れて行かれるらしい。」 「別の世界・・・」 「そして姿を鬼に変えられて、鬼としてそこで一生を過ごすんだって。」 end 作者名 ツェ? 今まで書いたもの 「ゆっくりTVショッピング」 「消えたゆっくり」 「飛蝗」 「街」 「童謡」 「ある研究者の日記」 「短編集」 「嘘」 「こんな台詞を聞くと・・・」 「七匹のゆっくり」 「はじめてのひとりぐらし」 「狂気」 「ヤブ」 「ゆ狩りー1」 「ゆ狩りー2」 「母をたずねて三里」 「水夫と学者とゆっくりと」 「泣きゆっくり」 「ふゅーじょんしましょっ♪」 「ゆっくり理髪店」 「ずっと・・・(前)」 「ずっと・・・(後)」 「シャッターチャンス」
https://w.atwiki.jp/4483otto/pages/58.html
セッション#4 『約束』 Part.a 2013/06/09 24 13-30 17 Part.b 2013/06/11 23 43-30 00 PC 【イール】【千秋】【セニョリータ】【リョウナ】 豊丘に訪れる不穏な影。 冥魔“ドリームマスター”の噂、ロンギヌス第13遊撃部隊の存在。奴らの正体とは……? そして今明かされる、狭界“幻想郷”の事実。 …… 麻縁亜美の軍勢に蹴散らされた一行。 メダルを取り返すどころか、イールの持つコウモリのメダルすらも奪われてしまう。 一行は、滅ぼすべき敵の背をただ眺めるほかなかった……。 フカイン「リョウナの尻のように軽い口だぜ」 夫「腕1本持ち帰るどころか自分の腕も1本持っていかれた感じ」 セッション#3 『従者と主人』 Part.a 2013/05/05 24 10-30 48 Part.b 2013/05/12 24 00-32 00 PC 【イール】【千秋】【セニョリータ】【リョウナ】 川辺に突如現れた謎の洋館。 同時に、イールの友人カーウスやメイド喫茶の阿多、その他複数の人が行方不明になっているという。 …… 屋敷はそれそのものが巨大なエミュレーターだった! 屋敷に乗り込んだ一行は、箒と魔法と毒物で、内部から屋敷を滅ぼした! 屋敷跡から見つかった紫の薔薇のメダルを強く欲した少女・里石メイとは一体……? イール「ヤッホー、やっちゃんだけに。」 亮竜「(“代償:20プラーナ”を見て)千秋5人分」 セッション#2 『襲来!獣心ブラックライガー』 Part.a 2013/04/07 24 18-29 10 Part.b 2013/04/14 24 12-29 00 Part.c 2013/04/21 24 03-29 46 PC 【イール】【千秋】【セニョリータ】【リョウナ】 みすちーがプロレスラー“獣心ブラックライガー”に誘拐された! そのブラックライガーは数日後の試合で“ハイパー・ムタ”と戦うようだ。 イールたちはみすちーを救出することができるのか!? …… 兄弟冥魔に憑かれたレスラーたちから冥魔を討ち滅ぼし、自我を取り戻させた。 空前の大盛り上がりをみせたブラックライガー対ムタの試合は大入りだったが、 不思議なことに、観客はその試合の具体的な内容は思い出せなかったという。 屋台には綺麗な花火が上がった。 フカイン「みすちーにお金貢いでると思うとすごい興奮する」 フカイン「これ以上燃えるとこあるんすか?」 イール「俺の(オモチャである)ミスティアを返せ!」 イール「怪我してますね、焼き鳥食べましょう」 魅魔幻想「フロリダってアメリカ州になかったっけ」 千秋「その覆面ヘイガニの進化系みたいに見えるし……」 セッション#1 『豊穣の秋は遠くへ』 Part.a 2013/03/18 24 15-30 15 Part.b 2013/03/19 24 05-29 20 PC 【イール】【千秋】【セニョリータ】【リョウナ】 豊丘市。 豊穣の女神を祀る神社のあるこの街は農作物の収穫がよく、毎年大地の恵みを享受していた。 しかし、今年は何やら様子がおかしい。畑の元気がないのだ。時を同じくして、冥魔襲来の 情報を得、豊丘市へ向かう者もいた……。 …… 力を振り絞って立ち続け、醜悪なる冥魔に最後の一撃を叩き込んだ。 ついに取り戻した“穀物神の約束”。御神体は、人と神との“約束”のために使われるべきだ。 その封印を紡ぎなおし、もとあるべき場所へと安置した。 豊丘市の食卓と平和は守られた。……うん? 屋台? (ミスティアの屋台について)イール「よく(屋台が)燃えてるしね」涼司「(うなぎを)焼いてるってこと?」イール「そう、よく(屋台を)焼いてる」 (リョウナに対して)イール「つべこべ言わず協力しろこのメスブタが」 +古いセッションは格納 ※セッションキャラシートはプリプレイ時点のtxtデータ(UTF-8)。
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/3368.html
(急に降り出した雨 小さな温泉旅館) 「ふー。酷い目にあった。ずぶ濡れだよ。急に降ってくるんだもんなあ。」 「ようこそお越しくださいました。大変だったでしょう。」 「あのー。すみません。泊まりの客じゃあないんですが、その・・・お風呂、入ってもいいですかね? 見ての通りずぶ濡れで。」 「ええ、どうぞどうぞ。お泊りでない方も大歓迎ですよ。」 「それともう一つ。なんというか・・・非常に厚かましいお願いなんですが・・・」 「お召し物の事ですか?それなら大丈夫ですよ。お客様がお風呂に入られている間に乾かしておきます。 ゆっくり温まっていってください。」 「いやー、助かります。荷物は駅のコインロッカーに預けておいたもんで・・・着替えが無いんですよ。」 「その代わりと言ってはなんですが・・・」 「はい、なんでしょう。」 「今度こちらにいらした時は、うちの旅館に泊まっていってくださいね。」 「ははは。わかりました。このあたりには毎年旅行で来てるんですよ。来年は必ず寄らせて貰います。」 「いやー。いい湯でした。ほんとは露天風呂も楽しみたかったけど、この大雨じゃあ・・・」 「あの、お客様・・・非常に申し上げにくい事なのですが・・・」 「なんです?」 「先ほどニュースで流れていたんですが、町の方へ向かう県道が土砂崩れで通行止めになった様で。 迂回路が無いんですよ。復旧は今日中には無理な様なのですが。」 「そりゃあ丁度いいや。もっとゆっくり温泉に入りたいと思っていたところです。 今日はここに泊る事にしますよ。」 「ええ。このあたりで泊まれるところはうちだけなので、うちに泊まってくださいと言いたいところなんですが。 実はお部屋がすでに全て埋まっておりまして・・・」 「え・・・空いてないんですか?」 「一応、一部屋だけ空いております。空いてはいるんですが・・・ 申し上げにくい事というのは、その空いている部屋の事なんです。」 「?」 「その部屋はちょっといわくつきでして。その・・・出るんですよ・・・」 「出る?幽霊でも出るんですか?」 「その部屋・・・座敷わらしが出るんです。」 (栗の間) 女将に案内されたのは中庭を通った先。『栗の間』と書かれた離れだった。 普段客を泊める事は無いらしいが、毎日綺麗に掃除しているのだろう。こざっぱりとして中々良い部屋だ。 ただ、部屋全体の古めかしい造りや、時を経て変色した柱や天井などが、いかにもといった印象を与える。 普通、座敷わらしを見た者には幸運が訪れると言われるが、ここの座敷わらしは他とは少し違うらしい。 女将の話によると、この部屋で座敷わらしを見た客は神隠しに会うの事があるのだという。 女将からは座敷わらしを見た際の注意をいくつか受けた。 『この部屋に出る座敷わらしは赤いリボンを付けた女の子です。ただ、ちょっと変わった姿なのですが・・・ 座敷わらしをみたら絶対に「ゆっくりして」と言ってはいけません。 座敷わらしが喜んでいつまでも部屋に居座るからです。』 『座敷わらしを見たら「向こうはもっとゆっくりできるよ」と言って部屋の外を指してください。 そうすれば座敷わらしは部屋から出ていきます。』 『あと、座敷わらしを絶対に泣かせない様にしてください。 今までお客様が居なくなった時は、必ず夜中に座敷わらしの泣き声が聞こえてきました。』 『確かに座敷わらしを見た者には幸運が訪れると言われています。 かつてこの部屋で座敷わらしを見たお客様の中にも、財を築いた方が居られた様です。 ですがあまりにも頻繁に神隠しに会うお客様が出るので、先代の頃からこの部屋を使うのを止めたんです。』 『いいですか。くれぐれも好運に与ろうなどと思わず、座敷わらしが出たらすぐに追い出してください。 私どもも何度か見ていますが、追い出したからと言って不幸になる事はありません。 ゆっくりしてと言わない事。向こうはもっとゆっくりできるよと言ってすぐに追い出す事。 絶対に泣かせない事。この三つを必ず守ってください。』 女将はこんな事を言っていたが・・・最後の『泣かせない』というのはともかく、すぐに追い出すのはもったいない。 折角の幸運を掴むチャンスだ。逃す手は無い。幸運の神様の後頭部はつるっぱげだと言うし。 座敷わらしにはぜひともゆっくりしてもらい、俺にも幸運を分けて貰おう。 「ゆーゆー。」 「ん?なんか声がした?」 「ゆー。」 「後ろから・・・出たな!座敷わらしちゃん!会いたかっ・・・うわっ!生首っ!!!」 「ゆぅ?」 「お、女の子の・・・生首・・・幽霊・・・」 「ゆぅゆ?」 「ん?リボン・・・赤いリボン・・・て事は、お前が座敷わらしだな。」 「ゆ♪」 「そうか・・・ふふ・・・ふふふ・・・これで、これで俺も大金持ちに・・・ おっと、そうだ。座敷わらしよ『ゆっくりして』いってくれよな。そして俺を大金持ちにしてくれ。」 「ゆ~♪」 「ははは、何言ってるかは解らないが喜んでるみたいだな。」 俺が「ゆっくりしていってくれ」と言うと座敷わらしは喜んで部屋中を跳ねまわり始めた。 時々こちらに笑顔を向けながら、あっちでゆーゆー、こっちでゆーゆー。 何が楽しいのかは解らないが、部屋の中ではしゃいでいる。 その様を俺はじっと眺めている。なぜだろう?見ていて全然飽きない。 ぽよんぽよんと跳ねまわる彼女の姿に、完全に心を奪われてしまった。 可愛い・・・食べてしまいたいくらいに・・・ 触ってみても大丈夫だろうか?頭を撫でてみたい・・・ いや、違う。撫でるのでは無い。もっと違う何か・・・ なんだ・・・なんだ、このモヤモヤとした気持ち・・・ (覚醒) 「ゆ~~~~~~~。」 調子にのって跳ねまわりすぎたせいだろうか。座敷わらしがテーブルの角に頭をぶつけた。 顔から笑みが消え苦悶の表情を浮かべる。 ゾクゾクッ う・・・なんだ、この感覚。彼女の笑顔が苦しみの表情に変わるのを見たら・・・ 急に心の底から浮かんできた感情。黒い・・・抑えきれない・・・ 『イジメタイ・・・イジメタイ・・・イジメタイ・・・』 「ゆ~。」 彼女が俺にすり寄ってきた。慰めて欲しいのだろうか。 胡坐をかいている俺の足の上にぴょんと跳び乗り、ゆーゆー鳴きながら甘えるような仕草をする。 はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ 今ここで彼女の額にでこピンしたらどんな顔をするんだろう。どんな声で鳴くんだろう。 座敷わらしを泣かせてはいけない?それがどうした。泣かせなければいいのだろう? なぁに、大丈夫。大丈夫だ。一度だけだ。一度だけ・・・ ビシィッ!!! 渾身の力を込めた中指が彼女の額にヒットする。 「ゆぴぃいいいいいいいい!!!!!」 突然の出来事に驚き飛び上がる。そして遅れて襲ってきた激痛。 あまりの痛みに部屋中をぴょんぴょん飛び回る。 ようやく落ち着くとこちらに向き直る。真っ赤に腫れた額が痛々しい。 「ゆっ!」 怒っている、とでも伝えたいのだろうか。大きく息を吸い込み、ほっぺたをぷくっと膨らませ、 俺の事をキッと睨みつける。 ふ・・・ふふふ・・・ほら、大丈夫。大丈夫。泣いてない。泣いてないよ。 もう一度・・・もう一度・・・泣かせなければいい。泣く前に止めたらいい。 まだ大丈夫。まだ大丈夫。 俺はゆっくりと立ち上がると彼女を捕まえようと近づく。 一歩・・・また一歩・・・ 俺の両手が彼女に近づいていく。彼女の表情から威嚇の色が消え、じりじりと後ずさりしていく。 代わりに顔に浮かんできたのは脅え、恐怖。 はぁ、はぁ、はぁ、その顔!その顔!もっと!もっとだ!もっと見せてくれ!!! ビシィッ!!!!!! 「びぃいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」 ははっ、はははっ!逃げてる!逃げていく!!! 痛みで、恐怖で、顔をくしゃくしゃに歪ませて! こんな狭い部屋で、どこに逃げようと言うのかね! 『ニガサン・・・』 ははははっ!!!無駄無駄!ほうら、捕まえた! 暴れてる!暴れてる!あはははははははははははははははははははははは! 次は何をする?何をする?ねえ、何をしようか? 叩く?抓る?引っ張る?焼く? うふふふふ・・・そうだ!閉じ込めちゃえ! この花瓶・・・丁度いい大きさ。これを上から被せて・・・ 「くらいよ!こわいよ!だして!ここからだして!」 「やめて!おねがい!れいむをいじめないで!!!」 あはっ!喋るんだね!喋れるんだね! いいよ!いいよお!もっと!もっと叫んで!叫び声を聞かせてくれっ!!!悲鳴を!悲鳴を!悲鳴を! 「おねがい・・・ここからだしてぇ・・・」 いいよぉ。だしてあげるよぉ。さあれいむ、君の悲鳴を聞かせておくれ。 「いたいっ!いたいよ!かみをひっぱらないでね!」 「おろしてね!ゆっくりおろしてね!」 うふっ!うふふっ!ライター・・・ライター・・・ライター・・・どこいった? あった!これで・・・これで・・・うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ・・・ 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!」 「あじゅいいいいいいいい!!!!あじゅいよおおおおおおおおお!!!!!!」 「だずげで!だれがだずげでよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」 はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・もう・・・もう駄目だ・・・ 「ゆええええええええええええん!ゆえええええええええええええん!!!」 辺り一帯に響き渡るほどの大声。れいむは遂に泣き出した。 その泣き声に呼応するかの様に、男に異変が起きる。 眼は真っ赤に血走り、口から牙が生え、色白で華奢な青年が赤黒い大男に変わっていた。 『ヒャア!もう我慢できねえ!gy・・・』 (翌朝) 「お客さん、お客さん。ご無事ですか?」 「返事がありませんね・・・」 「失礼しますよ。」 女将と女中が部屋の中に入る。中には誰もいない。 「やっぱり、いませんね・・・神隠しにあったんでしょうか。」 「たぶん・・・やっぱりこの部屋は使ってはいけなかったんだ。私のせい・・・」 「ちゃんと注意はしたんですから、あまり自分を責めないほうが・・・」 「・・・」 「ところで、神隠しにあった人はその後どうなるんですか? 映画みたいに後でひょっこり現れるとか?」 「私も詳しくは知らないんだけどね。神隠しにあったひとは、もう戻ってこれないみたい。 言い伝えによるとね、どこか別の世界に連れて行かれるらしい。」 「別の世界・・・」 「そして姿を鬼に変えられて、鬼としてそこで一生を過ごすんだって。」 end 作者名 ツェ 今まで書いたもの 「ゆっくりTVショッピング」 「消えたゆっくり」 「飛蝗」 「街」 「童謡」 「ある研究者の日記」 「短編集」 「嘘」 「こんな台詞を聞くと・・・」 「七匹のゆっくり」 「はじめてのひとりぐらし」 「狂気」 「ヤブ」 「ゆ狩りー1」 「ゆ狩りー2」 「母をたずねて三里」 「水夫と学者とゆっくりと」 「泣きゆっくり」 「ふゅーじょんしましょっ♪」 「ゆっくり理髪店」 「ずっと・・・(前)」 「ずっと・・・(後)」 「シャッターチャンス」
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/2098.html
(急に降り出した雨 小さな温泉旅館) 「ふー。酷い目にあった。ずぶ濡れだよ。急に降ってくるんだもんなあ。」 「ようこそお越しくださいました。大変だったでしょう。」 「あのー。すみません。泊まりの客じゃあないんですが、その・・・お風呂、入ってもいいですかね? 見ての通りずぶ濡れで。」 「ええ、どうぞどうぞ。お泊りでない方も大歓迎ですよ。」 「それともう一つ。なんというか・・・非常に厚かましいお願いなんですが・・・」 「お召し物の事ですか?それなら大丈夫ですよ。お客様がお風呂に入られている間に乾かしておきます。 ゆっくり温まっていってください。」 「いやー、助かります。荷物は駅のコインロッカーに預けておいたもんで・・・着替えが無いんですよ。」 「その代わりと言ってはなんですが・・・」 「はい、なんでしょう。」 「今度こちらにいらした時は、うちの旅館に泊まっていってくださいね。」 「ははは。わかりました。このあたりには毎年旅行で来てるんですよ。来年は必ず寄らせて貰います。」 「いやー。いい湯でした。ほんとは露天風呂も楽しみたかったけど、この大雨じゃあ・・・」 「あの、お客様・・・非常に申し上げにくい事なのですが・・・」 「なんです?」 「先ほどニュースで流れていたんですが、町の方へ向かう県道が土砂崩れで通行止めになった様で。 迂回路が無いんですよ。復旧は今日中には無理な様なのですが。」 「そりゃあ丁度いいや。もっとゆっくり温泉に入りたいと思っていたところです。 今日はここに泊る事にしますよ。」 「ええ。このあたりで泊まれるところはうちだけなので、うちに泊まってくださいと言いたいところなんですが。 実はお部屋がすでに全て埋まっておりまして・・・」 「え・・・空いてないんですか?」 「一応、一部屋だけ空いております。空いてはいるんですが・・・ 申し上げにくい事というのは、その空いている部屋の事なんです。」 「?」 「その部屋はちょっといわくつきでして。その・・・出るんですよ・・・」 「出る?幽霊でも出るんですか?」 「その部屋・・・座敷わらしが出るんです。」 (栗の間) 女将に案内されたのは中庭を通った先。『栗の間』と書かれた離れだった。 普段客を泊める事は無いらしいが、毎日綺麗に掃除しているのだろう。こざっぱりとして中々良い部屋だ。 ただ、部屋全体の古めかしい造りや、時を経て変色した柱や天井などが、いかにもといった印象を与える。 普通、座敷わらしを見た者には幸運が訪れると言われるが、ここの座敷わらしは他とは少し違うらしい。 女将の話によると、この部屋で座敷わらしを見た客は神隠しに会うの事があるのだという。 女将からは座敷わらしを見た際の注意をいくつか受けた。 『この部屋に出る座敷わらしは赤いリボンを付けた女の子です。ただ、ちょっと変わった姿なのですが・・・ 座敷わらしをみたら絶対に「ゆっくりして」と言ってはいけません。 座敷わらしが喜んでいつまでも部屋に居座るからです。』 『座敷わらしを見たら「向こうはもっとゆっくりできるよ」と言って部屋の外を指してください。 そうすれば座敷わらしは部屋から出ていきます。』 『あと、座敷わらしを絶対に泣かせない様にしてください。 今までお客様が居なくなった時は、必ず夜中に座敷わらしの泣き声が聞こえてきました。』 『確かに座敷わらしを見た者には幸運が訪れると言われています。 かつてこの部屋で座敷わらしを見たお客様の中にも、財を築いた方が居られた様です。 ですがあまりにも頻繁に神隠しに会うお客様が出るので、先代の頃からこの部屋を使うのを止めたんです。』 『いいですか。くれぐれも好運に与ろうなどと思わず、座敷わらしが出たらすぐに追い出してください。 私どもも何度か見ていますが、追い出したからと言って不幸になる事はありません。 ゆっくりしてと言わない事。向こうはもっとゆっくりできるよと言ってすぐに追い出す事。 絶対に泣かせない事。この三つを必ず守ってください。』 女将はこんな事を言っていたが・・・最後の『泣かせない』というのはともかく、すぐに追い出すのはもったいない。 折角の幸運を掴むチャンスだ。逃す手は無い。幸運の神様の後頭部はつるっぱげだと言うし。 座敷わらしにはぜひともゆっくりしてもらい、俺にも幸運を分けて貰おう。 「ゆーゆー。」 「ん?なんか声がした?」 「ゆー。」 「後ろから・・・出たな!座敷わらしちゃん!会いたかっ・・・うわっ!生首っ!!!」 「ゆぅ?」 「お、女の子の・・・生首・・・幽霊・・・」 「ゆぅゆ?」 「ん?リボン・・・赤いリボン・・・て事は、お前が座敷わらしだな。」 「ゆ♪」 「そうか・・・ふふ・・・ふふふ・・・これで、これで俺も大金持ちに・・・ おっと、そうだ。座敷わらしよ『ゆっくりして』いってくれよな。そして俺を大金持ちにしてくれ。」 「ゆ~♪」 「ははは、何言ってるかは解らないが喜んでるみたいだな。」 俺が「ゆっくりしていってくれ」と言うと座敷わらしは喜んで部屋中を跳ねまわり始めた。 時々こちらに笑顔を向けながら、あっちでゆーゆー、こっちでゆーゆー。 何が楽しいのかは解らないが、部屋の中ではしゃいでいる。 その様を俺はじっと眺めている。なぜだろう?見ていて全然飽きない。 ぽよんぽよんと跳ねまわる彼女の姿に、完全に心を奪われてしまった。 可愛い・・・食べてしまいたいくらいに・・・ 触ってみても大丈夫だろうか?頭を撫でてみたい・・・ いや、違う。撫でるのでは無い。もっと違う何か・・・ なんだ・・・なんだ、このモヤモヤとした気持ち・・・ (覚醒) 「ゆ~~~~~~~。」 調子にのって跳ねまわりすぎたせいだろうか。座敷わらしがテーブルの角に頭をぶつけた。 顔から笑みが消え苦悶の表情を浮かべる。 ゾクゾクッ う・・・なんだ、この感覚。彼女の笑顔が苦しみの表情に変わるのを見たら・・・ 急に心の底から浮かんできた感情。黒い・・・抑えきれない・・・ 『イジメタイ・・・イジメタイ・・・イジメタイ・・・』 「ゆ~。」 彼女が俺にすり寄ってきた。慰めて欲しいのだろうか。 胡坐をかいている俺の足の上にぴょんと跳び乗り、ゆーゆー鳴きながら甘えるような仕草をする。 はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・ 今ここで彼女の額にでこピンしたらどんな顔をするんだろう。どんな声で鳴くんだろう。 座敷わらしを泣かせてはいけない?それがどうした。泣かせなければいいのだろう? なぁに、大丈夫。大丈夫だ。一度だけだ。一度だけ・・・ ビシィッ!!! 渾身の力を込めた中指が彼女の額にヒットする。 「ゆぴぃいいいいいいいい!!!!!」 突然の出来事に驚き飛び上がる。そして遅れて襲ってきた激痛。 あまりの痛みに部屋中をぴょんぴょん飛び回る。 ようやく落ち着くとこちらに向き直る。真っ赤に腫れた額が痛々しい。 「ゆっ!」 怒っている、とでも伝えたいのだろうか。大きく息を吸い込み、ほっぺたをぷくっと膨らませ、 俺の事をキッと睨みつける。 ふ・・・ふふふ・・・ほら、大丈夫。大丈夫。泣いてない。泣いてないよ。 もう一度・・・もう一度・・・泣かせなければいい。泣く前に止めたらいい。 まだ大丈夫。まだ大丈夫。 俺はゆっくりと立ち上がると彼女を捕まえようと近づく。 一歩・・・また一歩・・・ 俺の両手が彼女に近づいていく。彼女の表情から威嚇の色が消え、じりじりと後ずさりしていく。 代わりに顔に浮かんできたのは脅え、恐怖。 はぁ、はぁ、はぁ、その顔!その顔!もっと!もっとだ!もっと見せてくれ!!! ビシィッ!!!!!! 「びぃいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」 ははっ、はははっ!逃げてる!逃げていく!!! 痛みで、恐怖で、顔をくしゃくしゃに歪ませて! こんな狭い部屋で、どこに逃げようと言うのかね! 『ニガサン・・・』 ははははっ!!!無駄無駄!ほうら、捕まえた! 暴れてる!暴れてる!あはははははははははははははははははははははは! 次は何をする?何をする?ねえ、何をしようか? 叩く?抓る?引っ張る?焼く? うふふふふ・・・そうだ!閉じ込めちゃえ! この花瓶・・・丁度いい大きさ。これを上から被せて・・・ 「くらいよ!こわいよ!だして!ここからだして!」 「やめて!おねがい!れいむをいじめないで!!!」 あはっ!喋るんだね!喋れるんだね! いいよ!いいよお!もっと!もっと叫んで!叫び声を聞かせてくれっ!!!悲鳴を!悲鳴を!悲鳴を! 「おねがい・・・ここからだしてぇ・・・」 いいよぉ。だしてあげるよぉ。さあれいむ、君の悲鳴を聞かせておくれ。 「いたいっ!いたいよ!かみをひっぱらないでね!」 「おろしてね!ゆっくりおろしてね!」 うふっ!うふふっ!ライター・・・ライター・・・ライター・・・どこいった? あった!これで・・・これで・・・うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ・・・ 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!」 「あじゅいいいいいいいい!!!!あじゅいよおおおおおおおおお!!!!!!」 「だずげで!だれがだずげでよおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」 はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・もう・・・もう駄目だ・・・ 「ゆええええええええええええん!ゆえええええええええええええん!!!」 辺り一帯に響き渡るほどの大声。れいむは遂に泣き出した。 その泣き声に呼応するかの様に、男に異変が起きる。 眼は真っ赤に血走り、口から牙が生え、色白で華奢な青年が赤黒い大男に変わっていた。 『ヒャア!もう我慢できねえ!gy・・・』 (翌朝) 「お客さん、お客さん。ご無事ですか?」 「返事がありませんね・・・」 「失礼しますよ。」 女将と女中が部屋の中に入る。中には誰もいない。 「やっぱり、いませんね・・・神隠しにあったんでしょうか。」 「たぶん・・・やっぱりこの部屋は使ってはいけなかったんだ。私のせい・・・」 「ちゃんと注意はしたんですから、あまり自分を責めないほうが・・・」 「・・・」 「ところで、神隠しにあった人はその後どうなるんですか? 映画みたいに後でひょっこり現れるとか?」 「私も詳しくは知らないんだけどね。神隠しにあったひとは、もう戻ってこれないみたい。 言い伝えによるとね、どこか別の世界に連れて行かれるらしい。」 「別の世界・・・」 「そして姿を鬼に変えられて、鬼としてそこで一生を過ごすんだって。」 end 作者名 ツェ? 今まで書いたもの 「ゆっくりTVショッピング」 「消えたゆっくり」 「飛蝗」 「街」 「童謡」 「ある研究者の日記」 「短編集」 「嘘」 「こんな台詞を聞くと・・・」 「七匹のゆっくり」 「はじめてのひとりぐらし」 「狂気」 「ヤブ」 「ゆ狩りー1」 「ゆ狩りー2」 「母をたずねて三里」 「水夫と学者とゆっくりと」 「泣きゆっくり」 「ふゅーじょんしましょっ♪」 「ゆっくり理髪店」 「ずっと・・・(前)」 「ずっと・・・(後)」 「シャッターチャンス」
https://w.atwiki.jp/trivia-mike/pages/29.html
幻想郷(げんそうきょう)とは日本のどっかにある神隠しの郷である。君たちの中にも逝った人がいるだろう?このバカでかい幻想郷には、可哀想なお友達が大勢いるんだ。現世で消えたものは皆、この郷に来てしまうのだ! 国情報 首都をハクレとする立憲君主制国家であるね。帝王・ズンタッタ、総督・八雲、首相・博麗が勤めるが帝王は蚊帳の・そ~と~へ! 食用なのか人里と神社、妖怪山があるぜん。しかし人々は妖怪狩りへ向かうのであったという伝説があるという伝説だという伝説。 説明しないと誰も信じてくれない! ある日、里山で下校二人組の学生が道を歩いているとハイカラな女が辻道で地図を見ながら悩んでいたそうな。 二人は不思議そう感じで『なんだありゃ?』『さぁ?』 すると女はこちらへこちらへと近づいてくるではないか! 二人は戸惑いをしながらボーとしたらしい… 女が二人の前で止まると『な、なんすかおめぇさんわ!』『屁にもならねぇべ!』すると女は『駅はどっち?』と訪ねて来た。 学生の一人が『こんの村には駅はおろか鉄道もねぇべさ!』『んだーんだー!鉄道は↑隣村にあるんだべ!バスでもねぇと日が暮れちまうべ!』 どうもこの女は自らが計画している旅の下見で道に迷ってしまったとのこと。 『ねぇボウヤ達、そこまで案内してくれない?』と女はお願いをした。すると二人は『断る!』と一蹴してしまう。それに反論するように女は『ちょっとぐらいいいじゃない!』と言った。二人もそれに反発するように『バス代がたけぇし、本数もあんまりねぇべさ!早く行かないと最終バスが出てってしまうでさ!』『そーだそーだ!俺もこの山の上にある家にいかねぇとならんべ!だから悪いけどおばさんに構ってる暇なんてねぇだ!』 『おば…言うたな…』女は体を震わせながら何かを語り始めた。 『女 なぁおめぇらよ、神隠しって知ってるか?』 『学生A あぁ知ってるよ!あの博麗神社近くの森へ入る神隠しに会うってたなぁ…』 『学生B:そんでその者は~↑10年経っても戻ってこんかったとか…』 『学生A そーやー爺さまから聞いた話だけんど一人だけ消えては現れてを繰り返している人がいるって言ってたわ!』 『学生B んだ!んだ!』 『女:そう、それだけ知っていれば幻想郷も知ってるわよね?』 『学生二人 は?』 『学生B 何を言うべさ?幻想郷ってどこの村だべ?』 『学生A:確かに聞いたこともねぇべ!』 『女 それじゃあ、これに入って見ればわかるかもよ?』『学生A な、なんじゃあ!』 『学生B 口の中に目がた~くさん!あるべ!』『女:これはスキマといって一種の時空間よ!』 『学生A:なんちゅーけったいなものをもってるんじゃ!オニババア!』 『女 じゃあお前が入れ!』 『学生A ギャー!』 『学生A 義雄ォーッ!』 『学生B:やいっ!妖怪め!よくも義雄を食ったな!』 『女 アラアラそんなにあわてなさんな!すぐ出てくるわよ』 ドサッ『学生Aこと義雄あだっ!』 『学生B よ、義雄!』 『義雄 …仙吉!』 『学生Bこと仙吉 な、なんだ!』 『義雄 幻想郷は…ある!』 『仙吉 はぁっ!?』 関連項目 東方 博麗神社 神隠し
https://w.atwiki.jp/touhou/pages/240.html
アンケート番号R4 幻想郷マラソン大会 アンケート番号R4-1 幻想郷マラソン大会 ~0km地点~ 90スレ目780~45 某月某日。幻想郷で大規模なマラソン大会が行われた。 しかし、早速と不正が行われ、反則が2人、棄権が1人となった。 反則者は以下の通り。 因幡てゐ コースに罠を仕掛けて反則 八雲紫 スキマを使った移動による反則 【問題】 では、棄権したのは誰? 理由も合わせて。 【ルール】ウミガメのスープ 【特別ルール】 停止「阿吽の呼吸」 ── や行の言葉が【質問】に使えない。(ただし、【ひとり】や【相談】や【回答】には使える) ── (あくまで試験的な特別ルールです。) ×ゆかりんですか? (「ゆ」がついている) ×ネチョですか? (「ョ」がついている) ○季節は関係しますか? 解答を表示 マラソン大会開始は朝の8時から。だが、参加申し込みをした選手一名だけが8時に来なかった。 文「うーん……。一人いませんが始めますか。それでは、よーいっ、ドン!」 マラソン大会は始まり、今更仕切り直しは利かない。 そんな最中、フラフラとした足取りでスタート地点に誰かが来た。 文「……?」 橙「はぁはぁ、まだ始まってませんよね?」 椛「さっきスタートしたところです」 橙「そ……そんなぁ……」 文「とりあえず棄権扱いですね」 橙「えええええええ!」 椛「それにしてもその傷。大丈夫ですか?」 橙「配下の猫達に引っ掻かれまくって……」 文&椛「……」 トリップは「橙の遅延」。なんてつまらないダジャレ。 アンケート番号R4-2 幻想郷マラソン大会 ~5km地点~ 92スレ目948~969 5km地点。参加者は霧の湖のそばを走っている。 しかし、その5km地点でまたもや失格者が。 【問題】 では、失格したのは誰? 理由も合わせて。 【コースについて】 霧の湖の周りを迂回するみたいな感じ。 図はこんなん。ttp //www5d.biglobe.ne.jp/~coolier2/indexs.html 何度もごめんなさい。 ttp //coolier.sytes.net 8080/uploader/download/1215334059 これですね 美術1をとる能力なんで堪忍>< 【ルール】ウミガメのスープ 【特別ルール】 「幻想郷マラソン大会」 【大会ルール】 空を走ることは禁止。地上走るのが原則。能力は使用可能。 ただ、小町や紫のような距離系の能力や、ワープ的な能力は使用不可。 基本的に全員参加だが、一部は係員とかになっている。が、その辺は特に考えなくてもよい。 天候は原則考えない。レミリア等も晴れだが参加することと考える。 一応参考に。しかし役員は下記の二名以外にもいる。 反則、棄権者・紫、てゐ、橙 役員・文、椛、四季映季などあと何人か 【ヒント数】給水のペットボトル×2 【ヒントについて】 以下のキャラから1回聞くたびにペットボトルを1つ消費。あまったペットボトルは次の問題に持ち込まれる。 特定→人妖特定 理由→行動理由 行動→行動について ○→これについてメインに語られる △→これについても語られる。 ×→これについて語られるがほとんどないが、多少はあるかも あくまで目安なので、○や△、×については多少の誤差がある。 射命丸 文 他の人妖と比較して、その人妖のことについて話す。 特定○ 理由× 行動△ 八雲 紫 外の世界のモノと比較させる。 特定? 理由? 行動? 犬走 椛 千里先を見通す能力で人妖を見抜く。 特定△ 理由× 行動○ 四季映季・ヤマザナドゥ 人妖が起こした行動について語る。 特定× 理由○ 行動△ 橙 起こったことを喋る。 特定△ 理由△ 行動△ てゐ めんどくさがって他のキャラに言わせる。ようするに出題者がランダムで選ぶ。 特定? 理由? 行動? 解答を表示 チルノ「湖を凍らして走るって、あたいったら天才ね!」 文「ちょっと待ってくださーい」 チルノ「今あたいは走ってるの!」 文「それはみたらわかりますが、湖の上はコースアウトです」 チルノ「霧の湖を走ればいいんでしょ?」 文「霧の湖の周りです」 チルノ「……」 文「というわけで失格ですね」 チルノ「そ……そんなぁ」 というわけで失格に。何人失格するんだろう。 残りペットボトル 2本 アンケート番号R4-3 幻想郷マラソン大会 ~10km地点~ 94スレ目724~769 10km地点。参加者は迷いの竹林を走っている。 そこでレースに急展開が。一位の人と二位以降の差が異常に開いてしまった! 【問題】 では、一位になったのは誰? 過程(理由)も合わせて。 【ルール】二十の扉 【特別ルール】 門題「非情の扉」 質問の答えがNだったとき、残り質問数が1.5減る 【大会ルール】 空を走ることは禁止。地上走るのが原則。能力は使用可能。 ただ、小町や紫のような距離系の能力や、ワープ的な能力は使用不可。 基本的に全員参加だが、一部は係員とかになっている。が、その辺は特に考えなくてもよい。 天候は原則考えない。レミリア等も晴れだが参加することと考える。 一応参考に。しかし役員は下記の二名以外にもいる。 反則、棄権者・紫、てゐ、橙、チルノ 役員・文、椛、四季映季などあと何人か 【ヒント数】給水のペットボトル2個+2個(前回の余り分) 【ヒントパターン追加】 チルノ 一切役に立たない 特定× 理由× 行動× 解答を表示 うううう「私の能力を使えばレースが終わるまで他の参加者を迷いの竹林から出させなくするなんてお手の物!」 どどどど「このままいけば、確実に1位はもらえる! やった、これで勝つる!」 んんんん「迷いの竹林は抜けた、さぁあと32km」 げげげげ「って、あ~れ~」 うどんげは迷いの竹林を出た瞬間、ふか~いふか~い落とし穴にまっさかさまに落ちて行きました。 文「てゐさんの落とし穴、ここにあったんですね」 てゐ「もう1つだけ落とし穴があるよ」 うどんげが穴に落ちて気絶したため、迷いの竹林から抜けれるようになりました。さあ、まだまだレースは序盤。 トリップは「うどんげの波長」でした。三月精からアイデアを。 以上。解説で、 うううう「(ry どどどど「(ry んんんん「(ry げげげげ「(ry ってしたかったのに……。 次回は難易度がちょっとあがったウミガメです。残りペットボトルは3個。 アンケート番号R4-4 幻想郷マラソン大会 ~15km地点~ 95スレ目635~690 15km地点。参加者はてゐが作った落とし穴地点を走っている! どうやらまだ1つ落とし穴があるようだ。ちょうどそこにうどんげ(故)を抜いて一位の先頭グループ4人がやってきた。 【問題】 この中で1人だけ落とし穴に落ちました。誰が落ちたのか。理由も述べてね 【ルール】ウミガメのスープ 【特別ルール】 なし。ただし制限時間は二時間。 【マラソンルール追加】マラソン中に弾幕ごっこなどして妨害は可能。 【ヒント数】給水のペットボトル2個+3個(前回の余り分) 解答を表示 フラン「あ~れ~」 文「どうやってこんな、『#名前がカタカナだと落ちる落とし穴』を作ったんですか」 てゐ「企業秘密ウサ」 椛「とりあえず、落ちたフランさんとうどんげ(故)さんを助けに行かないと」 文「私はまたこんなことが起きないかチェックしてきますね」 椛「あっ、逃げた!」 紫「そんな面倒なことしなくても、ほらスキマから二人がご登~場~」 スキマから気絶したフランとうどんげ(故)が出てきた! 残りペットボトル4本。もっとペットボトル減らしにかかろうか。 実は、うどんげも 鈴仙・優曇華院・「イナバ」 なのでおちました。 なにげにえーりんと輝夜は落ちないてゐの気遣い(?) アンケート番号R4-5 幻想郷マラソン大会 ~20km地点~ 97スレ目141~196 20km地点。ここは給水所。メディスンがペットボトルを渡す役をしている。 【問題】 メランコ(この中に一つだけ毒入りのペットボトルを混ぜたわ。この毒は腹痛や頭痛、その他もろもろを引き起こして走れなくなる毒!) その毒入りペットボトルを霊夢が取ってしまいました。……が、霊夢は平気で走ってます。なのにペットボトルは空。 メランコ「なん……だと? 一体どういうことよ!」 【ルール】二十の扉 【特別ルール】 悪戯「タイムトラベル」 質問したレスの秒が偶数なら、質問数が1.5減る。 制限時間は二時間。 【ヒント数】給水のペットボトル2個+4個(前回の余り分) 解答を表示 メランコ「そんな方法があったとは……。体の中に入らないと毒が効かないのに……。これは失態だわ」 にゅ 紫「不正をしていると聞いてやってきました」 メランコ「え、いや、これは、その……」 紫「スキマツアーにご招待~」 正解は、「#ペットボトルの水を頭から被る」でした。フラン「あ~れ~」 アンケート番号R4-6 幻想郷マラソン大会 ~25km地点~ 98スレ目568~616 25km地点。37位集団に、異変が起きていた。 【問題】 35位のAとBの二人が揉めて弾幕勝負をしていた。が、その流れ弾がものすごい。 これを交わして35位の二人を抜かすなんて出来ないほどだ。 37位集団のうちの二人であるCとDはどのようにこの状況を切り抜けたか 【ルール】ウミガメのスープ 【特別ルール】 制限時間は一時間半。ペットボトルを1つ犠牲にして15分伸ばせれる。(二回まで) 狭符「狭視狭聴」 A、B、C、Dの人物について複数で質問出来ない 例 ○ 「Aはチルノですか?」 × 「CとDは同一作品に出演していますか?」 【ヒント数】給水のペットボトル2個+6個(前回の余り分) 【ヒントパターン変更】 チルノ なにが起きるか不明。ある種のパルプンテ 特定? 理由× 行動? 解答を表示 【解説】 妹紅「せっかく一位集団までいたのに輝夜と来たら……!」 輝夜「妹紅に一位をやるもんですか!」 衣玖「これ、どう切り抜けます?」 天子「……。私の能力を使って、えい!」 そう、天子は「#地割れを起こした」のであった。ルールにより空を飛べなかった二人はそのまま穴へおちていく。 妹紅&輝夜「あ~~れ~~」 衣玖「……」 天子「邪魔者は少ない方がいいよね」 何を思ったのか、天子は後ろを振り返る。 異変を感じた衣玖は慌てふためくしかなかった。 衣玖「ちょ、ちょ、ちょっと! 手を結ぶ約束では!? お、おやめくだs───」 天子「えい!」 天子は後ろの方に地割れを起こす。そして丁度いた37位集団のメンバーが落ちていく。 「おちるのかー」「めるぽ~~」「ガッ! ってきゃあぁぁぁぁ!」 そして衣玖の足元にも亀裂が。 衣玖「!? くっ……。J8Aを手に入れた私に出来ないことはない!」 穴に落ちたものの間一髪で地面に手が付いている。これを登れば……。 天子「お疲れ様~」 バキッ! 衣玖の手付近の地面にも亀裂が入り、そして衣玖はそのまま落ちていく。 天子「この調子で行けば勝つる!!」 天子はガッツポーズを作るとまた走り出したのであった。 アンケート番号R4-7 幻想郷マラソン大会 ~30km地点~ 101スレ目868~953 30km地点、再思の道。53位のリリカが疲れたのか道端の草むらで寝ころんでいた。 リリカ「姉さん二人ともどっか行ったし……(メルランは天子の地割れに巻き込まれ、ルナサはもっと先にいる) もう走るのも疲れた~! キーボードも置いてきたし……」 【問題】 やる気がなさそうなリリカだが、この後スピードアップした。一体何が起きた。 【ルール】ウミガメのスープ 【ヒント数】給水のペットボトル2個+8個(前回の余り分) 解答を表示 リリカ「何これ……?」 リリカは寝ころんでいる状態から寝返りすると、頭を何かにぶつけた。 リリカ「【#ローラースケートシューズ】……? 面白そうね、これなら楽しみながら早くすすめるわ!」 自分のくつをローラースケートシューズに履き替えリリカはそのまま滑って行ったのであった……。多少のゴツゴツは気にしなかったのである。 ローラースケートシューズ。もうこれを置いている店なんて絶滅危惧種である。そのまま幻想入りしてしまったのであった……。 アンケート番号R4-8 幻想郷マラソン大会 ~35km地点~ 103スレ目734~759 35km地点、魔法の森。ゴールはもうすぐである 【問題】 魔法の森からたくさん悲鳴が聞こえる。どういうことだろうか 【ルール】ウミガメのスープ 【特別ルール】 制限時間は一時間半。ペットボトルを1つ犠牲にして15分伸ばせれる。(二回まで) 【大会ルール】 空を走ることは禁止。地上走るのが原則。能力は使用可能。 ただ、小町や紫のような距離系の能力や、ワープ的な能力は使用不可。 基本的に全員参加だが、一部は係員とかになっている。が、その辺は特に考えなくてもよい。 天候は原則考えない。レミリア等も晴れだが参加することと考える。 一応参考に。しかし役員は下記の二名以外にもいる。 反則、棄権者・紫、てゐ、橙、チルノ 役員・文、椛、四季映季などあと何人か マラソン中に弾幕ごっこなどして妨害は可能。 【ヒント数】給水のペットボトル2個+10個(前回の余り分) 解答を表示 早苗「きゃああああああ! なんですかこれ!」 魔理沙「そいつは【#動くキノコ】だぜ」 一般人「なんか怖いんですけど!? 怖いんですけどぉおお!」 魔理沙「基本的に危害は与えないぜ」 die妖精「そういう問題じゃないです」(グシャリ) 魔理沙「わあああああ! キノコマッスル八号があああ!」 藍「名前まであるのか」 アンケート番号R4-9 幻想郷マラソン大会 ~42km地点~ 106スレ目628~650 42km地点、博麗神社の境内へ続く石段。神社境内がゴールである 【問題】 石段の手前で立ち止まってしまった人がいる。誰だろう 【ルール】ウミガメのスープ 【特別ルール】 制限時間は一時間半。ペットボトルを1つ犠牲にして15分伸ばせれる。(二回まで) 【大会ルール】 空を走ることは禁止。地上走るのが原則。能力は使用可能。 ただ、小町や紫のような距離系の能力や、ワープ的な能力は使用不可。 基本的に全員参加だが、一部は係員とかになっている。が、その辺は特に考えなくてもよい。 天候は原則考えない。レミリア等も晴れだが参加することと考える。 一応参考に。しかし役員は下記の二名以外にもいる。 反則、棄権者・紫、てゐ、橙、チルノ 役員・文、椛、四季映季などあと何人か マラソン中に弾幕ごっこなどして妨害は可能。 【ヒント数】給水のペットボトル2個+11個(前回の余り分) 解答を表示 リリカ「これ(ローラースケートシューズ)じゃ【#うまく階段登れない】よぉ」 リリカは惜しくもここでリタイア。 ちなみに彼女の靴は置き去りのようで…… そのころパチュリーは5km地点にいた アンケート番号R4-10 幻想郷マラソン大会 ~~42.195km地点~~ 108スレ目517~(中断) 110スレ目363~446 ゴール地点、博麗神社の境内。過酷なレースを走り抜いた者たちを待ち構えていた。 【問題】 ずばり、一位から五位まで全員あててください! 【ルール】ウミガメのスープ 【特別ルール】 制限時間は一時間。ペットボトルを1つ犠牲にして15分伸ばせれる。(二回まで) 視符「広角レンズ」 命中率があが……じゃなくて、五人同時にしか質問できない。 解答するときも五人同時 霧符「ミストボール」 質問の答えがぼかされる。 例・【質問】五人とも好物はオムライスですか 回答・三人Y、二人N 解答を表示 【解説】 文「マラソン大会の順位は、一位がレミリア・スカーレット、二位が霧雨魔理沙、三位が八雲藍、四位が魂魄妖夢、五位が紅美鈴ですね。お疲れ様でした。最後に一言ずつお願いします。」 めーりん「運よく五位になることができました! 私がここまで頑張れたのはお嬢様や咲夜さんのお陰です!!」 妖夢「はぁはぁ、こんなに全力で走ったのは白玉楼の食料が尽きたとき以来です」 幽々子「妖夢、お疲れ様」 妖夢「あ、幽々子様。ありがとうございます」 幽々子「あとで柏餅買って来てね」 妖夢「……」 文「それでは三位の八雲藍さん」 藍「紫様と橙があんな調子だから、なんとかしないと。と思ったまでだ」 橙「藍しゃまおめでとうございます!」 藍「ちぇぇぇん!」 文「……では二位の霧雨魔理沙さん」 魔理沙「最後の石段で滑ってしまったぜ。アレがなければ一位だったのに。しまったしまった島倉千代子」 文「でも幻想郷最速は私です。では最後に一位のレミリア・スカーレットさん」 レミリア「私が一位になるのは……って熱い! さっきまで日差しを受けても平気だったのに!」 咲夜「日傘です」 文「大会も終わったんで結界を解除してもらいました。しかし後半の追い上げは見事でした」 レミリア「当たり前でしょ。紅魔館の威厳を改めて見せつけてやったまでよ」 文「妹さんは落とし穴に。パチュリーさんはまだ5キロ地点ですが」 レミリア「……。私の威厳を改めて見せつけたまでよ(運命を操ったのよ!)」 文「ハプニングもありましたがこれでマラソン大会を閉会したいと思います」 トリップは#マラソン大会ラストラン でした
https://w.atwiki.jp/gensouiri/pages/2298.html
『幻想郷演義』 動画リンク コメント・レビュー 『幻想郷演義』或は幻想入りの事 『幻想郷演義』 1237人目の幻想入りか 作者 ひとこと 主人公 狐々乃 小望 動画リンク 新作 一話 コメント・レビュー 名前 コメント すべてのコメントを見る ※この作品のレビューを募集しています。レビューについては、こちらをご覧下さい。 }